第24回いばらき児童生徒地図作品展を見てきましたよ~!

活動記録

12月9日、茨城大学にて開催されていた「第24回いばらき児童生徒地図作品展」を見てきました~!
茨城に住む小中学生の子どもたちが「地図」を描いて県や街の姿を伝えてくれます!

なかには、本当に小中学生が書いたの⁉ というくらい精密な地図やよく調べられているものがありました。
わたしも博物館学で展示や発表を学んでいるので、小中学生に負けてられないなと元気を貰えました!

今日(12月10日)の17時まで開催しているようです。
まだ見ていない方は、ぜひ!

いばらき児童生徒地図作品展

いばらき児童生徒地図研究会で行われているイベントです!
茨城県の小・中学生が身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図に表現することにより、環境や地図さらには地域に対する関心・理解を深めることを目的としているようです。
毎年、県内の児童生徒が作成した地図作品が募集、展示されています!

いばらき児童生徒地図研究会の審査委員が応募された作品について厳正な審査を行い、最優秀賞及び優秀賞など入選作48点を決定。
見に行って気付いたことは、子どもらしい意外な視点から「いばらき」を見つめているものが多かったことです。大人になるにつれて失った視点が見つかる気がしました。

詳細に調べ、素晴らしくきれいにまとめた地図や意外性のあるテーマの地図が沢山展示されていました。
このイベント自体に気付いたのが遅く、記事にするのがイベント最後の方になってしまいました……
本当に素晴らしい地図ばかりです! 気になった方はぜひ行きましょう。
詳しいイベント情報については下記リンクからどうぞ!

いばらき児童生徒地図作品展 | 国土地理院

感想

すごく大きな模造紙に、一人で調べた研究がまとめられています。
写真を貼ったり、色を付けてたり、中には手書きのグラフを添付していたりする作品もありました。

個人的に好きだった作品は「常陸太田市ぶどう園マップ」
なぜぶどう園が集まっているのか、作者にとって身近なぶどう園に疑問を当てているのがとても面白かったです。(確かに、わたしの出身の群馬県ではそんなにぶどうないんですよね)

「交通」や「ハザードマップ」「人口」は勿論のこと、なかには「百人一首」や「狛犬」「都市伝説」について調べているものもありました。
今の小中学生ってこんなことに興味があるんだなぁとしみじみとしました。

この作品、素晴らしいのは恐らくパソコンで作られているんですよね。
そして地図などを指定の大きさにするために、コピー機で張り合わせています。

手書きで書かれた地図は勿論、素晴らしいと思います。
多大な努力が必要です。地図の書き方や見せ方もシールを用いたり、ペンの色を変えたり。
しかし Word や PowerPoint を使って作られた地図も同じだけの努力をしています。

パソコンを使うためにはローマ字を覚えなければいけませんし、ワードを使うためには沢山の操作方法を知らなければいけません。
わたしも時々やりますが「こんなことをしたい!」と思ったら、ワードの操作方法をネットで調べるんです。
ネットで調べて、実際に動かしてみて、だめだったら別の記事を調べて……。
一つのテーマで研究をまとめるだけでも、結構な時間がかかります。
(慣れ親しんだ大人にとってはすぐ終わる作業かもしれませんが……)

「こんな作品を作りたい!」というのが頭にあって、それを成し遂げるために、地形を調べるだけでなく、見せ方や説明の仕方など沢山の副次的なことも学んだのかな……と思うと、子どもたちの作品の尊さが感じられます。

わたしは残念ながら、昔から方向音痴で、地図を書くどころか読むこともままなりませんでした笑
自分のテーマに沿って、一心に調べられる集中力や地図からあふれ出る学ぶ楽しさを感じられて。
茨城の子どもたちが羨ましいなぁと思うばかりです。

繰り返しになりますが、今日が最終日です!
お時間のある方は、ぜひ見に行ってください。

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