3月30日にアクセシビリティリーダー2級の資格試験に合格しました!
今回はアクセシビリティリーダーの資格や取得の経緯、勉強方法について記録しておきます。
アクセシビリティリーダー とは
アクセシビリティリーダーとはアクセシビリティリーダー育成プログラムで取得可能な資格です。
アクセシビリティとは直訳では「アクセスが可能であること」を意味し、この資格上では「利用しやすさ」を重視しています。
ユニバーサルデザインやバリアフリーなど多様な人々がより良く、幸福に生きるための技術が日々生まれています。
そんな現存するデザインや技術を学び、技術を規定する法律や制度を学ぶ資格です。
やがてより多くの人に必要とされるサービスを生み出す人間となるために、人々の直面する課題や問題を知り、解決策を考える知識を養うことが重視されています。
アクセシビリティリーダー育成協議会は,障害の有無や身体特性,年齢や言語・文化の違いに関わらず,情報やサービス,製品や環境の利便性を誰もが享受できる豊かな社会を創出する知識・技術・経験とコーディネート能力を持った人材「アクセシビリティリーダー」の育成を推進することを目的として、2009年6月1日に発足しました。
アクセシビリティリーダー育成協議会 HomePage
アクセシビリティリーダー育成プログラム
アクセシビリティリーダー育成プログラムは,「教育課程」「資格認定」及び資格取得者(学生)を対象とした「インターンシップ」「キャンプ」で構成される,総合的な人材育成・活用プログラムです。
- アクセシビリティ教育課程
- アクセシビリティリーダー資格認定
- アクセシビリティリーダー・キャンプ・・・資格取得者(学生)対象
- アクセシビリティリーダー・インターンシップ・・・資格取得者(学生)対象
アクセシビリティ教育課程では,アクセシビリティに関連する「基礎概念」「多様性理解」「情報・環境・制度」について体系的に学び,意識・知識・経験に立脚した,アクセシビリティ・コーディネートの技術・方法論を習得していきます。
資格取得後はさらなる実践の場として,大学内や地域,企業でのインターンシップと,大学を超えてアクセシビリティリーダーが共に学ぶアクセシビリティリーダーキャンプが用意されています。
人材育成(ALP)/アクセシビリティリーダー育成協議会
取得の経緯
一番最初にこの資格試験を知ったのは、大学からメールを貰った時でした。
正直に言えば、就活までにいろいろな勉強をしておきたかったというのが本音です。
大学生になって自由な時間が増えましたが、一方で自制も必要になりました。意識しなければ自主勉強ができない。
就活に向けて勉強がしたくても、勉強の方法さえ分かりませんでした。
この資格はオンラインで、教材も試験も全て大学側が手配してくださいました。
かつての受験勉強の習慣を取り戻すこと、勉強を始めること、そのスタートアップとして始めました。
恐らくこの資格自体はそこまで強い知名度はありません。しかしインターンシップや交流会、講演など、この資格を取得することで受けられるイベントが沢山ありました。
詳しくは以下のURLから、過去のイベントへのキャンプレポートをご参照ください。
勉強方法
基本的にはオンライン上で、教科書を読む、問題を解く、を繰り返します。
教科書を見られる日は期限があり、その日までに指定された全ての問題を解かなければ、本番の試験を受けることはできません。
その為、計画的な勉強が必要になります。
私は一度全部のテキストを読んで、問題を解き、間違えたところをノートにひたすら書きました。
問題とテキストを交互に読むことで勉強しました。
詳しい勉強内容
かなり広い分野を浅く学んでいる印象です。
- 「アクセシビリティ」「ユニバーサルデザイン」「ダイバーシティ」などの言葉の意味
- 脳・神経系・筋肉や骨格などの身体の仕組み
- 五感の多様性と障碍の種類
- 文化圏や社会圏による多様性の違い
- 現存する製品に搭載されているアクセシビリティ支援技術
- 政策や行政の取り組み、法令規則
大きく分けてこのような感じでしょうか。
私が苦手だったのは脳や神経系などの身体の仕組みについて知ることでした。
上に載せました写真を見ていただければ、わかっていただけると思いますが、脳の機構などを覚える部分が苦手でした(文系だからかもしれません)
一方で社会科系の勉強を大学でしていることもあり、法令規則や政策、制度については覚えやすかったです!
感想
今回、この試験を受けてよかったと感じています。
先述の通り、恐らく就活にはあまり知名度がありませんが、勉強内容はどの仕事にも通じる勉強が出来ました。
また閲覧期限のあるテキストで、かなり計画的に勉強もできました。
この調子で他の資格にも挑戦していきたいです!
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