水戸生涯学習センター主催の【D&I 職場体験プログラム2023】に参加してきました!
2023年9月6日水曜日は東京都港区にあるソフトバンク竹芝本社に行ってきました。
CSR本部の五十嵐さんが、本社内を案内しながらソフトバンクの望み見据える将来像を、私たちに教えてくださいました。
ソフトバンクでは多様な人材・女性の活躍推進だけでなく、社員全体が過ごしやすい会社づくりを心掛けていました。
またソフトバンクのある竹芝本社を中心とした街づくりを視野に入れた、進化するオフィス。
少子高齢化や女性の社会進出にある課題をビジネスチャンスに変える取り組みなど多くのことを教えていただきました。
D&I 職場体験プログラム
7月8日から「ダイバーシティとは何か?」「インクルージョンとは何か?」をテーマに体験的に学べるイベントが、水戸生涯学習センターによって開催されました。
D&I 職場体験プログラムも、そのイベントの1パートです。
7月8日にはダイバーシティ基礎研修会がありました。
その後、ダイバーシティ&インクルージョンを取り入れている企業に職場体験に行くのです。
職場体験プログラム ソフトバンク竹芝本社
五十嵐さんと一緒に撮影させていただきました!
Smart & Fun! を実現するオフィス
ソフトバンク竹芝本社は最先端のインターネット・AI技術を、最大限活用したオフィスがありました。
これらのオフィスは、ソフトバンクに勤める全ての従業員が最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されています。
セキュリティでは高度な顔認証が用いられ、フロアにいる全ての人間を判別しています。
また入社から勤務開始まで殆どの接触を減らした、館内システム。
ホテルのラウンジのように整頓され、開放的なオフィスは想像力を阻まず、多様な専門家である社員同士の関わりを深め、違う観点から課題解決へと事業を導くことができます。
各階に設置されたカフェテリアではコーヒーや紅茶を楽しむことができます。来客に対応した飲み物で肩をほぐし、話題を生み出す一助となります。
今回私たちが案内された会議室も、目の前が大きな窓により開放的になっていました。各部屋に飾られた芸術作品や観葉植物が癒しを与えてくれます。
従業員のためにと設計されたオフィスは、部署ごとの壁をなくし、会話を生み出す空間でした!
下記リンクより、私たちが見てきたオフィスの一部が紹介されています!
言葉だけでは説明しきれないこともありますから、ぜひ確認してみてくださいね。
スマートシティに進化していく竹芝地区
ソフトバンクの事業の中には「天気予報」「混雑予報」「paypayなどの決済システム」などがあり、スマートシティはソフトバンク事業を竹芝地区に広げた都市構想計画です。
ソフトバンクのある竹芝地区は「竹芝駅」「浜松町駅」「大門駅」の3つの駅に囲まれています。
通勤時間に合わせて各駅に停車する電車の遅延状況や混雑状況を得ることができれば、満員電車を回避して快適に通勤することができます。天気の予報を合わせれば、傘の有無、通勤時間の変更も可能でしょう。
さらにビル内にある飲食店との混雑状況の連携し、昼食や間食をスムーズに。
必要な書類データも全てウェブ上にあり、オフィスはフリーアドレスとなっています。
つまり従業員が通勤開始から家に帰るまで、殆どの不便を感じることの無いシステムとなっています。
この都市構想はビルだけに留まらず、竹芝地区の一帯へと広がっていくようです。
使い方次第! AIと人間の協創
さて、五十嵐さんとのお話はここでAIの話に繋がりました。
AI技術により、文章やイラスト、写真、データ管理など多くの分野が発展し、目に見えて私たちの生活はゆたかになっていきました。
しかし急速な発展に、AIに仕事を取られてしまう、AIのために監視社会になってしまう、などなど不安を抱く声が上がっているのも事実です。
五十嵐さんは「AIと人間、どちらか一方ではなく、どちらも使える社会に」とおっしゃっていました。
いがみ、忌避していては、急速に発展する社会に置いて行かれてしまいます。
人間の手が回らないところに、AIを。AIでは足りないところを人間が。
そんな社会の実現を語ってくださいました。
たとえば、昨今話題の「SDGs」の基本理念は「誰一人取り残さない」ことです。
日本は少子高齢化や人口減少などの課題を抱えています。
例えば人の手が回らない過疎地域へ、無人運転バスや医療サービスの拡充を。人の密集した地域では、人によるサービスでAIでは伝えにくいおもてなしを。
足りない部分を共に補う、そんな形で考えることができたならば不安視する未来が軽減していくのかもしれません。
参加した感想とまとめ
ソフトバンク、と言えばスマートフォンのサービスが思いつくでしょう。
それ以外にも私たちの生活のあらゆる情報をまとめ、発信する、その中心にあるのがソフトバンクという企業でした。
伝えきれなかった部分も多くありますが、個人的に一番記憶に残っているのは
「課題あるところに、チャンスあり」という言葉です。
社会にはまだまだ多くの課題が残っていますが、その課題こそがビジネスチャンスであり、解決こそがビジネスの最終目標である、という意味だそうです。
ビジネスも企業の発展も、人と人とのつながりの中で生まれるものでした。
そして、そのつながりを阻害する課題の解決がよりよい社会の発展へとつながっていくのです。
それを強く感じる1日となりました。
参考
水戸生涯学習センター インスタグラム【D&I 職場体験プログラム】↓
コメント