10月12日、13日で大阪万博に行ってきました。
関東在住だし、学生だし、お金ないし、なんかニュースでも散々言われてるし……で行かなくてもいいかなと思っていたんですが、とある人の言葉で行くことにしました。その言葉がその人の最期になってしまったので、目一杯楽しんでいろいろなものを見ていこうと新幹線のチケットも取りましたよ。
お金のことなら来月の私が何とかしてくれるはず……!
10月12日の万博

というわけで到着しました! 天気はあいにくの雨です。
しかも茨城から来たら折り畳みの傘が壊れてしまうという惨事( ᾥ )
ずぶ濡れになりながらゆっくりとゲートに向かいました。
12:00の入場チケットで12:06に並び、中に入れたのは13:10。一時間ほど並んでましたかね……

途中で隣の女性の方に傘に入れてもらいました。 13日もそうだったのですが、大阪の方は皆さん気さくで優しい方が多いですね。「茨城から最終日だけでもと来たんです」という話をしたら、回り方や楽しみ方を教えてくれました。
教えてもらったところは二日間かけて回ってきました!
この日は特に予約した場所がないので、ひたすら入れるところに入ってみよう! というわけで散策してきました。
実は万博の旅の目的がありまして。
前述した「とある人」とお酒を飲む約束をしていたので、万博で持ち帰りOKのお酒を探したかったのです。できれば……ウイスキーを! みつけたい!
シグネチャーゾーン
さて、お酒といったらウイスキー。ウイスキーといったらアイルランド・スコットランドですよね!!?
ということで東ゲートから入って英国館を目ざして歩きました。途中にあるのが静けさの森とシグネチャーゾーンを通りました。
シグネチャーゾーンでは15分ごとに霧が発生。霧ってこんなに何も見えないんですね……!
普段外出も運転もしないからびっくり。


万博の数週間前に映画「ミスト」を見ていたのですが、霧ってこんなに怖いんだなと……!
数センチ先からもう何も見えないのでびっくりします。この霧の中から、得体のしれない怪物が出てくる恐怖を実感できました(笑)

さて、霧が出る広場から少し歩くとウォータープラザに出ます。
歩き疲れてしまって、立ち止まっているとサントリー提供で「水と空気のシンフォニー」が始まりました。
写真だとあまり凄さがわからないかもしれません。音に合わせて噴水の水が出てくるショーでした。
水の高さが低くなったり、高くなったり。止まったり流れたりしていました。
幻想的な音楽と共に水の流れる音が聞こえてくるのは癒されますね……。
とにかく雨が凄かったので、屋根のある場所に行こうと入ったのがくらげ館。
音の鳴る楽器や遊具がたくさん置いてありましたよ。


くらげ館の至る所に生えている何か。触っても音はならないですが、ぷにぷに、ぽよぽよしていました。

くらげ館から見える場所に日時計が! 時計といえば精工舎、今のセイコーですね。
あの人も時計好きだったなぁ、と思いつつ写真に収めてきました。
この日は雨なので時間は分らなかったですが、見知った名前があるとうれしくなります。
シグネチャーゾーンは「体験する、学ぶ」がテーマになっていたのかな? 至る所から綺麗な音や水、空気を感じました。
子ども連れの方が多かったイメージです。ベンチが多いので足が疲れた時は助かりました。
英国パビリオン

水と空気のシンフォニーショーを見た後に英国館へ向かいました。
今回の記事では場所ごとに紹介しているので、少し順序が変わっています。
なんと英国館は入場規制中だったので、入れたのはショップだけ。そしてお酒もジンとワインはあったものの、ウイスキーはありませんでした。
ウイスキーマーマレードと水筒を買いました。茨城に帰ってきたら水筒を使ってバリバリ働くぞ~。
写真は有名な「フィッシュアンドチップス」
アフタヌーンティー、スコーン食べるためにレストランに並ぼうかと思いましたが、丁度無くなってしまったようなので、屋台売りされていたフィッシュアンドチップスを。
衣がサクサクしていて、白い方のソースが美味しかったです。
緑色のソース? は豆を潰した感じだったんですが、どう食べるのが正解だったんですかね?
不味くはないけど、どの食べ方が正解かわからずお魚と一緒に食べました。
夜の地球

目的も特に見つからないのでフラフラと歩いていました。
ふらふら歩くだけでも結構楽しい。スロバキアの音楽とダンスライブをしていたり、インドのダンスが見られたり。
至る所でお祭りをしているような感覚でした。
ただ、雨が降っていたので屋根のあるところに居たい……ということで入ったのが夜の地球館。
なんにも知らずに入りましたが、日本の伝統文化を伝えるものパビリオンでした。

目玉は地球儀だったんですが、至る所に人がいて誰か氏らの顔が映り込んでしまうので、ロンドンの町並みを。
社会の教科書で見たことのある、夜景(電力の消費)を輪島塗で表わしたものでした。
これ地球儀だと滅茶苦茶綺麗だったんですよ!!!!!!(写真載せられないから文章で)
ロンドンの他には、アメリカ、中国そして日本の都市もありました。
暗い館内で、わずかな照明を反射して輝く金色がほんとうに美しかったです。

地球館の最後はサザンオールスターズの曲が見送りをしてくれます。
私も震災じゃないけど、大切な人がいなくなった後だったので、滅茶苦茶歌詞が刺さるんだ……。
音楽を聴きながらしばらく出口で立ち尽くしてました。涙か雨かわからなかったよ。
サザンオールスターズ、初めて聞いたけどいい曲歌いますね……
コモンズA
何故だかコモンズ館がどこも入場規制してました( ᾥ )
並ばないでね、と警備員さんに言われ、近くのベンチや岩、飲食店に座って皆待機してました。
ようやく入れたのが「コモンズA館」
コモンズ館では沢山の国の文化が無料で、ゆっくり見られます……でもこの日は人が多すぎた!
写真を撮るにも、ゆっくり撮影は出来ないので撮れたものだけ!
どこも工夫を凝らして、自国の魅力を伝えようとしていて素敵でした。
スタッフさんが面白かったので、パラオに行ってみたいなと思ったり。お金を貯めるぞ……!



大屋根リング
「万博に来たら一度は登らなくちゃ!」と傘を貸してくれた女性に言われたので、いざ大屋根。
このころには雨が上がっていたので感謝。でも濡れていて少し滑りやすい靴出来てしまったのでゆっくり歩きます。

すごい人の多さ。イベント近くだと沢山の人が集まってきます。
登って分かったんですが、私は高所恐怖症なので塀間際まで寄って風景を取ることができませんでした。でも万博会場を一望できる見晴らしの良さは素晴らしかったです。
歩いているとわかりますが、各パビリオンの舞台が大屋根リングに向いているので、イベントを一緒に楽しむことができます。
高所恐怖症を堪えながら写真を撮ったので、凄く映りが悪いですが、本当にどこも楽しかった!


東から西へ、迷わずに抜けられるのも有難かったです。
方向音痴、モバイルバッテリー無し、紙地図無し参加の私は、大屋根リングから大体の場所がわかるので助かりました。
行きたかったガンダムも良く見えましたよ。 ということで、階段で下に降りてガンダムを撮影。
滅茶苦茶カッコいい✨

予約取れなかったので中には入れませんでしたが、これだけ見られるなら十分でした!
フード・ドリンク
各パビリオン前ではフードが売っていました。この日はシンガポール館で晩御飯とおやつを。
折角なので食べたことの無いものに挑戦したいですよね。


アイスはカラマンシー味。カラマンシーってなんぞや、と思いながら食べてました。
酸味が強く、後味に程よい甘味が感じられてとても美味しかった!
ただ、雨で震えながら食べてました。もう少し暑い日に食べたら、絶対に最高でしたね(笑)


ご飯はラクサとバクテーで迷って、バクテーにしました。
辛いものは好きですが、どのくらい辛いかわからなかったので日和りました。
食べたかったチキンサテーは、私が行った頃には売り切れに。他のパビリオンでも人気なメニューは売り切れが早かったみたいですねぇ。
バクテーは豚骨の香りが強くて美味しかったです! 写真から醬油ラーメンを思い浮かべてしまったのですが、ラーメンほど塩味は強くありませんでした。ニンニクと胡椒が効いていて、体に優しい塩味なのでスープまで完飲。体の中から温まりました、雨でぬれた身体に優しい!
参加型企画
歩いていると意外と沢山ある、参加型企画。メッセージを書いたり、写真撮影をしたり。
私は次の万博や未来に思いを込めてメッセージを書く企画に参加してきました。


私事ではありますが「とある人」にむけてメッセージと意気込みを書きました。
未来がもっともっといい方向に変わりますように。そしてそのために私が頑張れますように、的な事を書きました。
夢洲駅へ
この日はホテルのチャックインが19:00だったので17:30には夢洲駅へ。
やり残したことも沢山ありましたし、もっとうまく回れたなーと反省もありました。
明日はもっとうまく万博回るぞと気持ちを込めて、夕焼けを撮影。

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