今回は 茨城県水戸生涯学習センター 企画振興課主催のイベント
「企業から学ぶダイバーシティ&インクルージョン 半日職場体験プログラム2023」に参加してきました!
本日はこのイベントのプログラムA ダイバーシティ基礎研修会の参加記録と感想です。
今回の記事に関して、水戸生涯学習センターの方から掲載許可をいただきました。
大変ありがとうございます。
茨城県水戸生涯学習センター
茨城県水戸生涯学習センターは生涯学習を推進する茨城県の中核施設です。
学習情報・学習機会の提供、調査研究・学習プログラムの開発と普及、学習活動の場の提供などを目的とした施設です。
今回のように就労に関するイベントや働き方についての講演会などが開催されています。
生涯学習とは?
一般には人々が生涯に行うあらゆる学習のことです。
例えば、幼少期から小中高校による学校教育に加え、それぞれの家庭での教育,社会教育,文化活動,スポーツ活動,レクリエーション活動,ボランティア活動,企業内教育,趣味など様々な場や機会において行う学習を指しています。
「人間死ぬまで勉強」なんて言葉がありますが、文字通り「生きている限り行われる学び」のことを意味します。
私が趣味で書いているこのブログ記事やバイト・サークルでの経験も生涯学習です。
水戸生涯学習センター主催のイベント
今回開催の「企業から学ぶダイバーシティ&インクルージョン 半日職場体験プログラム2023」の他にも、
8月6日「キャリア⁺ 2023 CHANGE THE FUTURE 人生を変える学びと出会いが、ここに。」講演会
8月25日「令和5年度 生涯学習ボランティアセンター事業 ヤングボランティア指導者育成研修」
9月1日「令和5年度 地域連携協働事業創出事業 地域連携・課題解決フォーラム」
などなど! 私も気になるイベントが沢山ありました。
他にも多くのイベントが行われているようです。
ぜひ興味のある方は下記のリンクから水戸生涯学習センターについて見てください。
リンク先はセンターのトップページとなっています。
ダイバーシティ基礎研修会
今回の研修のテーマは
「気付こう! 身近にある『ダイバーシティ』とあなたの中の『アンコンシャス・バイアス』」
でした。どちらも多くの多様性が認められつつある現代に、同じく認知度が高くなってきた言葉です。
言葉の解説を挟みつつ、感想についてまとめていきます。
ダイバーシティとインクルージョンとアンコンシャス・バイアス
ダイバーシティ
ダイバーシティとは一言でいえば「多様性」のこと。
少子化が進む今日では、一人一人の個性や能力、特技といったものが重視されつつあります。
この時代に、より多くの人々の価値観や生き方、あり方を尊重し誰もが個々の能力を発揮できるような社会を目指していく
そんな目標へのスローガンとしても掲げられる言葉の一つです!
インクルージョン
さて「ダイバーシティ」と共に今回の活動のスローガンにも挙げられている「インクルージョン」
インクルージョンとは「包括」「包含」といった意味があります。
多様性を見つけるだけでは、差別や区別はなくなりません。
配慮するだけでは完全に差別が亡くなったとは言えないでしょう。
目指すべきは一人一人の違いを生かして一緒に何かを成し遂げようと協力する社会。
「ダイバーシティ&インクルージョン」つまりは「多様性を受け入れて尊重していこう」という願いが込められています。
アンコンシャス・バイアス
アンコンシャス・バイアスとは「無自覚な偏見」のことを指します。
「固定概念」「既成観念」なんて言葉で言い換えられることもあります。
この偏見に気付くことできなければ多様性を受け入れた社会の実現は難しいのです。
しかし、これは生まれ育った環境や時代、所属する集団によって形成されるもの。
自分一人では気付くことが困難なこともあります。
私も今回の研修でケーススタディ(具体的な事例をもとに学習すること)を行い、人と意見を交換することで、私の中にある偏見に気付くことができました。
研修会では……
研修会では主に「ケーススタディ」と「意見交流」によって、自分自身と他の人の共通点や違いに着目していく学習がされました。
ケーススタディでは主に「アンコンシャスバイアスが起きやすい事例」を元に、その対応策や気付きをあげていきました。
繰り返し意見を交わすことで、時に全く違う感想を抱いたり、共通の意見からさらにアイデアを生み出したり。
年齢や所属の違う方とお話しする今回の研修は、普段大学で学ぶだけでは得られない体験でした!
感想
今日まで、多くの人々が性的嗜好、宗教、肌の色、出身地、国民性、考え方など、多くの理不尽な理由で差別・区別されてきました。
悲しいことにそれらを解決しようと動き出した現代でも、状況は深刻で根深く、まだまだ多くの場所で提起される問題です。
しかしそういった問題を解決しようと動き出す企業や団体があることも確かです。
完全な問題の解決へは時間がかかりますし、人手も必要です。
企業や団体に続いて、人々の違いを尊重し、生かしていく学生の取り組みがもっと増えていく必要があります。
協力できる人間となれるよう、その第一歩を今日、踏みしめることができたと感じています。
とても勉強になりました。
今日学んだことをこの後の体験会や交流会へ生かせるよう、よく復習します!
参考
水戸生涯学習センターについて → 茨城県水戸生涯学習センター/トップページ
アイキャッチ画像→UnsplashのAlexander Greyが撮影した写真
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