12月と言えば大掃除・大晦日やることは沢山あります。
わたしの実家では、シュトーレンを家族が作っていました。
茨城に引っ越してきて、大学生の私の家にはオーブンがないのでいつもは作れませんでした。
今年はオーブンなしでも、トースターを使用してシュトーレンをつくることができましたので、記事にまとめてみます!
シュトーレンレシピ
材料(三本分)
【ラム酒付けドライフルーツ】
ラム酒・・・・・・・・・・適量
(後ほど目安について記載してます)
ドライフルーツ・・・・・・60g
【シュトーレン生地】
強力粉・・・・・・・・・・210g
薄力粉・・・・・・・・・・100g
砂糖・・・・・・・・・・・100g
ベーキングパウダー・・・・10g
卵黄・・・・・・・・・・・3個
バター・・・・・・・・・・140g
牛乳・・・・・・・・・・・30ml
ラム酒漬けドライフルーツ・60g
素焼き済ナッツ類・・・・・100g
ラム酒・・・・・・・・・・140ml
粉糖・・・・・・・・・・・適量
ラム酒漬けドライフルーツのレシピ
ドライフルーツはオイルコートをしてあるものと、していないものがあります。
オイルコートはドライフルーツから出る糖分で、実と実がついて塊にならないために施してあります。
市販のドライフルーツの袋の中を見て、実がパラパラと離れているものはオイルコートしてあるものです。
下準備
オイルコートしてあるドライフルーツは湯煎し、オイルコートを取り除きます。
- 沸騰したお湯にドライフルーツを入れ、1分ほど茹でます。
- キッチンペーパーにドライフルーツをのせて、水分を取り除きます。
- 瓶を煮沸消毒し、よく乾かしておきます。
レシピ
- オイルコートのついていないドライフルーツを同じ大きさに切り分ける。
- 切ったドライフルーツを煮沸消毒した瓶に入れる。
- ドライフルーツが全て浸るようにラム酒を注ぐ。
- 瓶のふたをしっかり閉めて、瓶をまわして、ドライフルーツ全体にラム酒が漬かるようにします。重なったドライフルーツの空気を抜く感覚です。
- ラム酒が足りなければ再度注ぎ入れます。
毎日瓶を確認して、ドライフルーツがラム酒より多くなっていれば、再度ラム酒を注ぎ入れます。ドライフルーツがラム酒を吸ってふっくらとしてきたら完成です。
凡そ一晩で使用可能になります。
1週間ほどでラム酒のアルコール由来のキツイ香りが消え、よりおいしく感じます。
瓶の煮沸消毒ができていなかったり、ドライフルーツがラム酒に漬かっていなければ、カビの原因になります。
シュトーレンレシピ
下準備
- ラム酒漬けのドライフルーツを作っておく
- オーブンを170℃に予熱しておく(トースターの場合は200℃で5~10分ほど予熱しておく)
- ナッツとフルーツは同じ大きさに刻んでおく。
- バターを室温に戻しておく
レシピ
- 室温に戻したバターをボウルに入れ、砂糖を加えて白っぽくなるまでよく練る。
- 溶いた卵黄と牛乳を入れて、さらによく練る
- 強力粉、薄力粉、ベーキングパウダーを振るい入れて、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
- フルーツとナッツを入れてよく練り、生地を一つにまとめる。
この際、粉っぽさが残る場合は牛乳で調整する。一方で水分量が多くベタベタと記事が手に張り付く場合は強力粉で調整する。その日の気温や湿度、バターの解け具合によっても記事の固さが変わるので注意する。 - 強力粉をつけながら記事を天板の上で、厚さ一㎝ほどの楕円形に伸ばす。
生地を少しずらして三つ折りにし、形を整える。よく生地をくっつけておかなければ焼いている最中に広がってしまうので注意。 - 形を整えた生地をオーブンへ入れ、160℃40分で焼く。
トースターであれば160℃で60分焼く。 - 焼きあがった生地に竹串を刺し、引き抜いて先端に生地がつかなければ焼き上がり。
焼きが足りない場合は、同じ温度で10分づつ焼いていく。 - やきあがりにあわせてラム酒を用意し、焼きあがった生地に熱いうちにラム酒を塗る。
アミに載せて粉糖を振って切り分ける。
失敗と改善
生地が焼いている途中で溶けてしまった・広がってしまった
「溶けたバターを使ってしまった」「強力粉や薄力粉が足りなかった」「予熱をしていない」のが原因です。
バターは必ず室温に戻したものを使いましょう。
夏場は少し緩くベタついた生地になる可能性が高いです。強力粉で調整し、指に付かない程度の柔らかさで一つにまとめましょう。
予熱が不十分な場合にも生地が溶けてしまいます。
切った時にボロボロと崩れてしまった
「ドライフルーツやナッツを入れ過ぎた」「生地に薄力粉や強力粉を入れ過ぎた」のが原因です。
ドライフルーツやナッツは、三つ折りにするときにこぼれない程度の量が良いです。
こぼれてしまう場合は少し多いでしょう。
またナッツやドライフルーツが適量だった場合、生地が粉っぽい状態であった可能性が高いです。
焼く前の生地を指で押して、穴が残る程度の固さにしましょう。粉っぽい場合は指に粉がついたり、生地が崩れてしまったりします。
牛乳を少量ずつ加えて調整すると良いです。
まとめ
色々なサイトにシュトーレンのレシピが載る季節です。
各家にあるオーブン・トースターの機器によって、焼き上がりは多少変化します。
好みによってはもう少し甘いものが好きな方や甘さ控えめが良い方もいると思います。
ここの生地のレシピや分量に必ずしもとらわれず、調整をしてみてください。
良いクリスマスをお過ごしください。
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