現代小説

読書ノート

読書ノート番外編「百年の孤独」前半部読み終わりました。

お久しぶりの更新です。更新しようにも、百年の孤独がなかなか読み終わらず……。もういっそのこと、途中までの感想を書いてしまおう! ということで番外編としての更新です。文庫本ではp376まで、内容としては小町娘のレメディオスがシーツを掴んで昇天...
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第二回川端康成青春文学賞入賞作品集「ペイデイの前の日に」桂文弱作 感想(読書ノート番外編)

少し前に森鴎外の博物館に行った際に、無料配布されていた第二回川端康成文学賞入賞作品集を貰ってきました。ずっと本棚にしまい込んでいたのですが、先日本棚を整理していた際に発見。普段近代文学ばかりを読んでいるので、現代文学に触れたいと思いつつ読み...
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読書ノート13冊目「変な家2」雨穴

クリスマスですね!今日はずっと購入するか迷っていた「変な家2」をプレゼントされました!有難いです……さっそく読んで、読み終わったので、興奮冷めやらぬうちに感想を。 雨穴さんの著作は二冊とも読んでいます。面白かったので、いつか感想を書こうと思...
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読書ノート11冊目「罪人の選択」~罪は消えるのか~

今回ご紹介するのは貴志裕介の「罪人の選択」という短編集。その中でも、一際面白いと感じた「罪人の選択」をご紹介いたします。 大分、断捨離も進みました。積読もずいぶん減りましたよ。減ったと言いつつ、時々買い足してもいるのですが。やっぱり新年あけ...
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読書ノート10冊目「推し、燃ゆ」~変化の激しい世界との関わり方~

なんだかんだ、読書ノートも10冊目のご紹介です。今回は「推し、燃ゆ」を読みました。第164回芥川賞受賞作品です。 後述いたしますが、宇佐見さんは21歳の年に、この作品で芥川賞を受賞されています。私も今、21歳なんですよね……と、考えると本当...
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読書ノート9冊目「海と毒薬」~倫理とは何か~

今日は遠藤周作の著書「海と毒薬」について感想を述べていきます。 この本、近代文学という大学講義で遠藤周作について取り上げられたときに購入したものです。その時の講義では「沈黙」について取り上げられていました。「沈黙」は近くの本屋に置いてなくて...
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読書ノート8冊目「むらさきのスカートの女」~日常に潜む違和感~

今日は去年のクリスマスに貰って、そのまま読めずにしまっていた「むらさきのスカートの女」のご紹介です。 誰に貰ったかは、御察しでお願いします。大学生がクリスマスプレゼントを貰う相手なんて、そういうことです。これを読んだら思い出がなくなってしま...