博物館学芸員になるぞ! 講義復習Log2

日々雑記

今回は博物館学芸員になるための講義の復習記録です。
講義内容をそのまま書いちゃうと、法律違反になってしまうみたいなので、講義外の学習について私なりにまとめています。

前回記事で、博物館学芸員とは何かどんな勉強をしているのかをまとめているので、興味がありましたら読んでみてください!
前回記事→ 博物館学芸員になるぞ! 講義復習Log1
前回、講義にて博物館に展示する企画を考えてみようという講義を行いました。
テーマは茨城を盛り上げる企画展
グループ学習なので、茨城のお祭りを企画にすることになりました。

今回は前回を踏まえて、実際に展示をするとしたら、どんなものを展示するか。
パネルの作成やその他の企画について私なりに本を読んで勉強してみました。

博物館学芸員の勉強・参考書籍編

デザイン入門

博物館学芸員は解説パネルや展示品を「展示」します。
ある程度のルールや魅せ方について学習しますが、私の覚えが悪く、とてもセンスが良くない……。
なので、まずは基本的なデザインを勉強することにしました。
その際に利用した書籍が↓


こちらの書籍はダサくないデザインを作るための入門書です。
センスがいいものを作るには、まずダサくないものを作る必要があります。
この書籍で、私の作る作品も随分と見られるものになりました!
以下はこの書籍を読んで作成したパワーポイントです。

空間づくり入門

学芸員は没入感のある展示を作ることも求められます。
没入感って、どうやって演出したらいいんだろう、と思い読み漁ったのが以下の本です。


こちらは平面のコンセプトアートのつくり方を解説しています。
けれど、使用する色がどんな感情を思わせるのか材質感・形状がどんな視覚効果をもたらすのか、など、空間デザインにも応用できる知識が記載されていました。
企画書を作るうえでは、かなり十分な解説があると思います。

茨城県についての勉強

私は出身が茨城ではないので、悲しいかな民話や怪談については、ゼロから調べます。
書籍ではないのですが、参考にしたサイトを掲載しておきます!

茨城の民話Webアーカイブは茨城県の民話を集めたサイトです。
神社や祭礼にまつわる民話から、茨城独自の妖怪説話まで。
有難いことに、地域ごとに検索できる機能もあります。
このサイトを見ていると気付けば1,2時間過ぎていきます笑

茨城の民話Webアーカイブ – 未来のこどもたちに語り継ぎたい、いにしえの物語。

画集

学芸員を目指して勉強を始めて、漸く画集を購入するようになりました。
画集って買う意味が分からなかったんです。ネットで調べれば出てくるじゃん!って思ってました。

例えば、今回、勉強のためにアルフォンス・ミュシャの画集を購入しました。
ミュシャは宣伝用のポスターや絵画を描いていた画家です。
その為似たようなデザインの絵も存在するのです。そういったデザインのものが近いページに載っているので、見比べながら自分なりにデザインの良さを研究しています。


案外、ネットに載ってないデザインも多いです。
似たようなものは、もっとも有名なデザイン以外、排他されがちなんですね……。

もう一冊購入したのが「夜廻」というゲームの公式アートワークス本。
あやかしを使った世界観をデザインするのに、知識補充のために購入しました。


可愛いイラストなのに、しっかりと怖い雰囲気が出ています。
博物館は多くの年代の方々が来ますから、怖いあやかしだけでは子どもたちが訪れてくれない可能性があります。
その点、この本のイラストは可愛さと怖さを両立させている。
夜廻のゲームはプレイしたことがないのですが、個人的な研究のために購入しました!
(いつかゲームもやってみたいですね……SIRENをクリアしたら考えてみます!)

勉強の成果!

作成した展示パネルデザイン

茨城のお祭りを解説するパネルは下のように作成しました!

サイズが 1200×1200 なので文章を考えるのがとても大変でした……!
気を付けたことは、
①原色(白・黒・赤・青・黄)を使わないこと
②三色以上の色を使わないこと
③文章の先頭・サイズをそろえること

でしょうか。文字の色も黒ではなく、黒よりも少し薄い、濃い灰色を使用しました。

これらのルールも前項で紹介した「デザイナーじゃないのに!」という本にて勉強しました。
下は同じ条件で、提出した追加課題です!

企画した空間デザイン

以下は提出したパワーポイントです!
同じような課題をする人たちの参考になってくれたら、とてもうれしいですね……!

残念ながら画力がない……ので描きたかったコンセプトアートや壁面に描くあやかしについて記載はできませんでした。
学生が考える企画なので、プロの方から見たらきっと欠陥だらけかもしれない(笑)
今後は絵の能力についても伸ばしていきたいですね。

反省と次回

今回、パネルの作成や企画の草案を通して感じたことは
①文章力が足りない!
②画力が足りない!
③博物館に行く経験が少ない!
の三点でした。

ブログを書いているのに、文章を書くことに四苦八苦するとは思いませんでした。
これは悔しかったです。もっと人を惹きつけるような、そして解説として適切に情報が伝えられる文章を書けるようになりたいです……。

画力に関しても同様です。
私の絵の風潮が、かなり可愛い路線なので、今回のあやかしをテーマにするのに向いていませんでした……。
絵や美術画法に関しても、自分の能力に制限されずに、もっと視野を広げて学ぶ必要がありそうです。

博物館に行く経験が足りない! というのはこの学習を通して、多くの博物館についてネットで調べるようになって感じました。
いろんなところで面白い企画や展示方法があるんですよね……。
良いところを取り入れていくという経験が、まだ浅いと実感しました。

今後も博物館学芸員を目指して、学びを重ねていきたいと思います!

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