劇団茶会 旗揚げ公演「潤色 銀河鉄道の夜」脚本完成しました!

活動記録

長らく投稿できずに申し訳ありませんでした!
ようやく、「銀河鉄道の夜」の脚本が出来上がったので、またブログを再開できそうです。
今月は沢山書くものがあったので、人生として充実しつつ、常に締め切りに追われている状態でした。
飲み物を作ったり、自炊をするのも面倒で、ずっとおもち生活です笑

今記事では、劇団茶会の「潤色 銀河鉄道の夜」の脚本が出来上がるまでの脚本案を載せていこうと思います。
第1案から第3案まで載せていますが、本番で使用するのは第4案なのでネタバレにはなりません。
また、初見でも楽しめる劇になるよう、脚本作成を進めていますが、宮沢賢治が書いた原作「銀河鉄道の夜」を読んでいただけるとより一層楽しめる作品にしていくつもりです。

宮沢賢治 銀河鉄道の夜

脚本迷走歴

第1案

第1案で行ったことは原作「銀河鉄道の夜」を舞台に落とし込むことでした。
重要なシーンの抜粋、台詞の確認、そして演劇にする上でどうすれば効果的になるのかを考えて書き出しました。

演劇に触れた方なら、読んでいてわかると思いますがかなり朗読的な案になっています。
また、演劇にしようとすると、話の流れが急な場面が多く、小説を演劇にする難しさを感じましたね……

第2案

第2案から、役者の動線などを考えて、場面が変わる場所で音楽を入れたり、詩の朗読を入れて見たりなどを考えました。最終案では多くの場面転換方法が無くなり、もっとシンプルな動きになったかと思います。

人数が足りないことを危惧して、灰色マーカーで塗っている台詞は声を録音してやろうかとも考えました。これは後々、断念することになります。
録音機材がないことと、スマホの録音では音質が良くないことが原因です。
第2案を書いている辺りで、茨大演劇研究会から共演者を募集していました。
役者が上手く集まらず、また学生は試験期間に入ってしまったので、第2案から第3案までに長い時間が経っています。

第3案

第3案では録音しようと思っていた台詞をもとに戻しました。
文語的な表現を現代的な表現に直したり、必要なところは情報を加筆したりしています。

まだ、朗読的な表現が多いです。上手く場面転換する方法が思いつかず、まだ詩の朗読を入れようとしていますね……。
ちなみに入れようとしていた詩は全て宮沢賢治作。「詩ノート」と「春と修羅」からの引用です。

宮沢賢治 『春と修羅』
宮沢賢治 詩ノート

私の話になってしまいますが、「春と修羅」の「序」と「冬と銀河ステーション」の詩がとても好きで、どこかで使いたいなぁと思いながら書いてました。
結局は使わなかったのですが、ぜひ読んでいただけたら幸いです。

経過報告

数日前に情報公開がされました。見てください、めっちゃ良くないですか!!!

水戸市のお店で配ってますので見かけたら貰ってください!

会場も決まり、脚本も決まりました。1月から稽古が始まります。
卒業生がいるので、卒論が落ち着くころから本格的に稽古始動となりますが、春休みがあるのでしっかり役作りできるかと思っています。

大学組織を外れた、初めての公演にはなりますが、力を尽くせたらと感じています。
どうぞ、応援と、ご予約をよろしくお願いします!

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