最近、スマホを忘れることが多い日々です。携帯電話を不携帯……。
いざ記事を書こうとして、スマホが手元にないことに気が付きました。幸い、X(旧Twitter)に写真を投稿していたのでそこから写真を引用しています。
今日はずっと行きたかったナンジャタウンのSIRENコラボに一人旅です。
友人と行かなかったのかって……12日の夜に、唐突に明日東京行こう! と始まった旅だったので、誰も誘えませんでした。ナンジャタウンには13日の金曜日につきました。
ナンジャタウン
ナンジャタウン(NAMJATOWN / NAMCO NAMJATOWN)は、アミューズメントスポット事業会社バンダイナムコアミューズメントが運営する屋内型テーマパーク。
1996年に池袋のサンシャインシティに開園しました。
現在ではアニメや漫画、ゲームなどとのコラボも行われています。
SIREN
『SIREN』(サイレン)はソニー・コンピュータエンタテインメントが発売したプレイステーション2用のホラーゲームです。
キャッチコピーは「どうあがいても、絶望。」
様々なプレイアブルキャラクターが異界に巻き込まれた羽入蛇村で、突如襲い掛かってくる屍人を回避しながら彷徨うゲームです。
プレイするキャラクターによってアクションや手段が異なり、ストーリーの解明のために各地に散らばるアーカイブを収集することもできるため、かなりやり込みがいのあるゲームです。
今でこそ、インターネットが発達し、攻略のヒントを手軽に得られる時代になりましたが、これは2003年のゲーム。現役の人たちの苦労を想うと本当に難しいゲームであることがわかります。
ぶっちゃけると、攻略見てもクリアできません。本当に現役の人たち、これクリアしたんですか。
ちなみに私は志村晃が安野依子を助けるところ、タイムアタックがクリアできずに積んでます。
ナンジャタウン SIREN コラボ
さて、そんなまだクリアもできていないゲームのイベントにノコノコと参戦してきました。
これはナンジャタウン開園直後なので、まだ空いている時間です。
中はお化け屋敷。この時間は「甘口」と題されている通り、お化け屋敷としてはかなり優し目……とのこと。んなわけないだろう、と思うくらい怖かった!!!!!!怒
勿論、中の写真は撮れないので文章での感想を許してください。
全体の感想として、ガチでプレイアブルキャラクターはこんな恐怖を抱きながら異界をさ迷ったんだなって尊敬しました。特に須田恭也。視覚障害異能力者を連れて、この恐怖の中を歩いてるの度胸キマリすぎててカッコイイよ……
入ってすぐに、会場の暗さに体が固まって動けませんでした。
正直、次に入ってくる人を一番最初の「終了条件確認部屋」で待って、一緒に歩いてください、って頼もうかと思っていました。しかしSIREN異界入りの正規の日付から既に一カ月経ってしまっていました。こんなピークを過ぎたアトラクションに入ってくるもの好きは、そうそういない(失礼)。
これは確信でした(超失礼)。
加えて開園直後真っ直ぐSIRENアトラクションに来ているので、次の人が入ってくれるまでどのくらい待つのかわかりません。もしかしたら前の人が出ないと次の人が入らないアトラクションだったのかも???
意を決していくしかない、という決意を砕くように、次の部屋に向かう途中に二体の人形が……。
もうここで体感五分くらい静止してました。多分もっと長く立ち止まってたはずです。
さてこの人形、暗闇の中、そしてかなり精巧につくられてるので生きてるのか人形なのか判別が厳しいかったです。加えて流れる奉神御詠歌。辞めてくれ。もう歩きたくない。
とりあえず立ち止まっていた間、屍人か生者か人形かの確認方法がとりあえず立ち止まって相手の様子を見る、でした。
なるほどホラゲのキャラ達もきっとこうやって逃げてたんだろうなって体感できますね……キャラたちもアイツが襲ってくるのかどうかを立ち止まって確認していたはずです。
私の場合はそんな冷静さの前に足がすくんで動けなかっただけだけど。
テレビ画面という次元の境界は本当に偉大です;;
それでも後戻りできませんから、しゃがみながらちゃんと歩きました。とりあえず右足一歩出して、半歩引っ込めて、左足出して……みたいな変な歩き方してました。
これね「甘口」って屍人闇人役が出てこないって言われていたんです。だから一人でも余裕だろうと高をくくりました。全然平気じゃない!!怒
至る所にいる人型を見て、まず「こんなに長い時間ピクリとも動かないのは人形だ」と認識します。
認識しても足が出ない。歩けない。
「アイツら人感センサーで勝手に動き出すヤツかも」って考え方にシフトして結局動けないんです。
「どんなにムキムキマッチョマンでもあんなに長い時間天井には貼り付けない」
だから人形だ、と認識してからの「いや、横を通ったら顔向けてくる人形かも」「音をたてたらゲームの気持ち悪い鳴き声がするのかな」で動けなくなるんです。
ホラゲだったら「アイツら人間じゃねぇ!!!」からの「襲われたらどうしよう」で動けないんだろうなぁ。
私、絶対、異界歩けない。真っ先に食われて死にたい……屍人になりたい。
美浜奈保子をプレイしていた時は、なにしてんだ! このBBA! と暴言を吐いていましたが、今は一番共感できます。屍人に攻撃されるのも嫌、怖いのも嫌、となったらもう赤い水を飲むしかないです。
ここはお化け屋敷なので、そんなエリクサーなどないです。もう心臓がうるさすぎた。
そう考えると、屍人の存在を知っていたとしても、ネイルハンマー持った途端に強気に殴りに行く宮田司郎のおかしさがわかります。
人形だとわかってても、襲ってこないとわかっていても、胸の杭を殴るのは出来んかった……
注意:今から凄く、人間として冷めたことを言います↓
私、素人だけど大学で法律齧ってます。
怖さの解消手段「お化け屋敷の人たちが私に触ったら傷害罪」って心の中で唱えて平静を保ってたもん。その法律が正しいかどうかは置いておいて、デマでもガセでも、アイツらは私に触れないと思わないと一人で行って帰ってくることは出来なかった。逆にそうじゃなきゃ正気じゃいられない。
赤い水飲んででも仲間になると思う。異界で正気のまま生きてたくないもん。
さて、文句をたれながらも、ちゃんと出口まで行きましたよ。
出口で「終了条件達成」を見た時の、ゲーム以上の安心感を得ました。終わった後も大興奮冷めやらぬ状態でした。
一度、通行出来たらもう一回いけるかも、ちゃんと人形や仕掛けを満喫してきたかったかも、と思いましたが、二度目はもう入れませんでした……怖すぎる。
さて、散々アトラクション内で屍人になりたいと思った私。
折角なのでコラボメニューも堪能してきました。
「赤い水」はカシス味のジュース。炭酸飲料ではないので、炭酸苦手な私でも飲むことができました。
まぁ、ゲームの設定として赤い水は血液なので、しゅわしゅわしていたら嫌ですね。一人で心の中で「俺は人間を辞めるぞ! 四方田!!!」と唱えて飲み干します。
飲んでる間に思い出しましたが、四方田春海ちゃんだけ、無傷生還なんですよね……。意味わからん。あの怖さの中、一度も傷を受けず、スニーキングスキル駆使して、屍人も撃退してるの意味わからなすぎます。いや、ゲームなんですけど……小学生ですよ???
そんなことを思っていると、呼び出しベルが鳴りました。
SIRENと言えば、羽入蛇蕎麦!!!!
クックパッドにもレシピが掲載されている、ゲーム特産料理。これは一度食べて見なければ!!!
あのお化け屋敷をクリアした私には、もう恐ろしいものはありません。
食べかけでごめんなさい。しっかりイチゴジャムも入れましたよ!!!
イチゴジャムを入れる前は完全に冷麺です。美味しかった。
しかし本場はジャムを入れるもの。
冷麺のしょっぱいスープの中に、爆弾のようにイチゴの香りが来るので美味しくないと言えば美味しくありません。
でもイチゴジャムを確り溶かせば食べられなくない……気もする。少なくともガリガリ君ナポリタンよりマシですね。死ぬか食べるかだったら、これを食べるかな、というくらい。本当にSIRENじゃなかったら食べない味はしてました。
最初に醤油スープの塩気が来て、キムチの酸味が通り過ぎて、ランダムでイチゴジャムの信じられない甘さが口に残ります。スープにジャムを溶かさないとランダムです。
全員が出席しています! って挙手して主張してきます。キムチもスープもネギも麺も、イチゴジャムも、キャラが強いよ。誰一人引き立て役に回ってくれない感じはする。
しっかり溶かせば、イチゴジャムは感じますが、爆弾のような甘さが来ないので、パイナップルやスイカと同じ扱いになります。
塊のイチゴジャムが凄い。口の中に赤い悪魔放り込まれたみたい。私、口の中にメンヘラ彼女を飼ってるなって味する。さっきまで散々な悪態を付かれてたのに、唐突に気分が変わって、でろでろに甘やかされてます。怖いくらいに甘やかされてます。味の波が凄い。
何が一番ダメって、ゆで卵とイチゴジャム合わない。ちゃんと宜しくない味と香りしています。ジャム入れる前に卵は食べたほうがいい。
さて、ちゃんとスープまで完食して、SIRENパネルを探しに行きました。
ナンジャタウンは二回目ですが、未だに迷子になります。同じところをずっとグルグルしていた気がします。
宮田先生、かっこいいですね……。
さて、SIRENのグッズを買って帰ってきました。
宮田先生と美浜姉さんのアクスタは売り切れていたので、志村のおじちゃんとシホウデンシュンカイ殿を購入してきました。
志村のおじちゃん、一項にクリアできないです。今年中にはクリアできるようになりたいなぁ……。
来年もSIRENコラボあるんでしょうか? もしあったら今度は誰かとお化け屋敷に入りたいですね。
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